2009-02-02


翌日早朝から宮城。この取材シリーズ?またまためっちゃ面白かったです。
ナタネ油、バイオディーゼルの取材だったんですけど
驚きの連続。米も野菜も味噌も水も酒もあるし(全部作れる)
ないのは油だけだったんだと。
米もすごかった。土の作り方、堆肥の作り方で、
化学肥料はほとんど要らないみたい。
冷害にも強く、他が0~1俵の時、うちでは6~7俵、
ただし他が12~3俵の時も、8俵だそうです。
自分を必要としてるとこがあればいくらでも協力するよ、と。
大学の教授も農業のことは誰もわかっていない、といってました。
菌を一つ発見したくらいで・・・・笑ちゃうでしょ?と。
なんでも菌は80億種類あるんだそうです。
それが日の当て方、温度で5分でめまぐるしく変わっていくらしい。
この地域の草木をそのまま丸ごと使うのが一番その土地にあったやり方。
この時の発酵のさせ方で作物にあったミネラルのバランスが取れた肥しが作れるみたい。

なんだか5時間も話しっぱなしで盛り上がりました。
すっきりした、といわれましたよ(笑 
行ってよかった!


そして驚いたのは、前日に話してた、年収100マン、プロジェクトに億のお金、こういう方向性を地でいってる。負けた感でいっぱいです(笑
でもこのおやじさんの年まであと20年近くある。 がんばろうと思った。

この間のガソリンスタンドもそうだし、あきらめずに実践してる面白い人はいる!と確信。どんどん出会っていきたい。
帰りに、お米とナタネ油まで頂いて、
このお米、焚いてみたら、すごくおいしいです。なんていうか優しい味がします。
本来はこうなんだなって思った。
すごいね、日本人は。


みんなが食べてるのはエサだからって。話を聞いていて食べ物としてよりも商品を、消費を優先させるとだんだんそうなっていくんだなとつくづく思いました。
自分が思っていた以上に問題を孕んでる。ここでやってる農法は日本で2000年の歴史があるそうです。それが戦後たった何十年かでズタズタになってしまっている。

でも、実践の現場、開発の現場、ものづくりの現場の人だけは知っている。本物を。これを使わない手はない。もったいないです。


話を聞いてるうちに、宮大工の話を思い出す。
木材は山を丸ごと買う。北側に生えてる木は北側へ使う、南側は南側の木。
そして、また山に次の木が育つまで、200年間建物を持たせるのが大工の仕事だ、と。
同じようなことを、農業って、こういうものなんだぁと、もやもやしてたのがとってもクリアになりました。


そうそう、あと、仕事なくなったら、ここへ来ればいいよと(笑
食いモンはいくらでもあるし、と。なんだかとても暖かい気持ちになりました。

底力というか地力というか、まだまだそういう人がいる。 うれしい!


ガソリンスタンドの取材は今月号のNAVI、100ページに載っています。
過疎の村からスタンドがなくなっていく。そんな報道を受けての現地調査。そこで見たものとは。